初めまして。本ブログにお越し頂きありがとうございます。
このブログの著者で患者である、「ペンタロウ」と申します。よろしくお願いします。
このブログはタイトルの通り、私のガンにまつわる記録をまとめたものです。
2019年8月に「悪性リンパ腫」が発見されました。
2020年3月の検診で、癌は消えたとの診断を受けまして、現在は5年の経過観察中です。
できるだけ客観的に情報をまとめて行くことで、誰かの役に立てば良いなと思ってます。
まず、病気発見から現在までの流れをざっくりとですが記したいと思います。
2018年後半~19年春、何だか身体がだるい。。。
この頃は、身体が重いのか、心が少し疲れているのかわからないような感じでした。ただ、少し調子が良くないといった、ぼんやりとした感じです。
この時の不調が、病気の始まりや前兆だったのかどうかは今となってはわからないのですが、「違和感」「調子が悪い」といったものを感じていました。
2019年7月後半 みぞおち~お腹が重く、違和感が強くあり。
7月頃にみぞおちからお腹にかけて、重さや痛みを感じました。春ごろに感じていた違和感が、具体的な場所に出てきたような感じです。
ただ、この時は大病とは思わず、食あたりかなと思っていました。ちょうど具体的な痛みを感じだす数日前に、友人と居酒屋で魚介類を食べていたのでそれが良くなかったのではと思っていました。
数日経っても痛みが弱まってこなかったので、病院で診てもらおうと思い、自宅近くの胃腸内科さんに診て頂きました。
2019年8月初旬 近くの胃腸科で診断⇒胃潰瘍
胃腸内科で症状を話した所、少し様子をみるか、または胃カメラをしてみましょう、とのことでした。
翌日胃カメラをしてみたところ、位に大きな腫瘍が見つかったとのこと。
先生曰く、その腫瘍の状況が少し異様に感じたとのことで、大きな病院で診ることを勧められました。
その先生の出身のH病院が近くにあったので直ぐに紹介状を書いて頂き、その日の午後に伺いました。
2019年8月初旬 胃潰瘍で入院、細胞検査へ
病院へ行った所、夕方に再度の胃カメラ、そして入院となりました。
胃カメラでは何か治療という事ではなく状況の確認と細胞の取得を行いました。細胞は検査に回され、結果は約2週間後とのこと。
そして胃潰瘍の状態から、5日間の入院を告げられました。
入院期間は基本的に絶食を数日行い、胃潰瘍の症状を抑える治療をしました。
この時点で大きな病気の可能性がある点は告げられました。(悪性リンパ腫については特になく、Gistの可能性を告げられました)
2019年8月下旬 細胞検査の結果悪性リンパ腫が判明
検査結果を伺った所、「悪性リンパ腫」と判明。直ぐに院内の血液内科へ
後日血液内科に伺い、今後について相談いたしました。
2019年8月下旬 転院を相談。T病院へ
告知から数日後、血液内科を訪れました。
実は告知からの数日間で、今後について家族や保険会社関連の方と話し、病気や病院についての方針を相談してました。
結論としては、転院でした。診て頂いていたH病院が悪かったというわけではなく(こちらも東京では恐らく十指に入るほど、悪性リンパ腫の症例があったようです)、より良い、より皆が納得できる選択をとのことでした。
様々な意見を聞き・調べた結果、T病院が悪性リンパ腫に対する症例・経験値ともとても豊富で、そちらにお世話になりたいという事になりました。
転院については、率直にH病院の先生にお伝えした所、快くT病院への紹介状を書いて頂けました。
2019年9月上旬 T病院へ入院 〜約3週間
紹介状を持ってT病院を受診しました。
そちらでの診察結果も同じく「悪性リンパ腫」でした。
担当医の先生と話し合いの結果、大きく以下の方針となりました。
- 抗がん剤治療を行う。
- 放射線治療は無し。
- 抗がん剤治療は6クール。
- 1クールは約3週間。つまり約3週毎に抗がん剤を投与。
- 1クール目については様子を見るために入院(約3週程度の予定)
- 2クール目-6クール目は通院で抗がん剤を投与。
- 6クール後の状況によっては次の治療の可能性あり。(クールを伸ばす、または薬を変える、薬の分量を増やす等を検討する可能性があり)
抗がん剤1クール:2019年9月上旬、入院中に投与
9月の上旬に入院し、直ぐに1クール目の抗がん剤治療を始めました。
初めての抗がん剤を投与した印象は、「そんなに辛くないな。。」と言った感じでした。でも徐々に色々と不都合が発生しました。。。
入院期間中は、最初の投与後の1週程度が少し厳しい感じでした。
その後、退院までは体調が回復して、結構暇な日々でした。
9月下旬に無事、退院しました。
抗がん剤2クール:2019年10月上旬、初めての通院での投与
朝9時半ごろに来院し採血・問診・各種調査を経て、抗がん剤の投与を開始しました。
各種薬を順に投与していき、終わったのが16時ごろ。1日掛かりでした。
完了後は少し気だるいくらいでしたので、タクシーで帰宅しました。
抗がん剤3-6クール:2019年10月下旬〜2020年1月、約3週ごとにクールを消化
その後、3週ごとにクールを順に消化していきました。
調子は良い時もあり、悪い時もありですが、割合副作用は少なめでなんとかこなせました。。
特に食生活で、家族の支援が本当に身に染みました。